早川俊二に関する記事
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- 2009年4月25日 読売新聞 「時の余白に」より
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この春、久しぶりに早川俊二さんの世界に浸りました。パリに住み、2、3年ごとに日本で個展を開いて、そのつど深化する画面がファンを瞠目させてきた独立独歩の油彩画です。
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- 2009年4月3日 日本経済新聞 より
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基盤のグレーに清新の気
幼い頃ぼくは、米を研ぎながら鼻歌を唄っている母に尋ねた。そんなにいつも同じことばかりしてどこが面白いの?母は笑いながら言った。やっていることは同じことに違いないが、米を研ぐ感じは同じではない。
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- 2006年4月21日 日本経済新聞 より
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透明感増し清々しく
レオナルド・ダ・ヴィンチが「モナ・リザ」を描くのに用いたという、「スフマート」なる技法がどんなものかずっと気になっていたが、今回の早川の仕事にいささか、そのヒントになりそうなものを感じた。
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- 2004年5月 ロータリー友の会 「表紙を読む」より
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絵というものの不思議について、しばしばお話ししてきたように思います。一言で言えば、平面というべらべらの二次元世界だからこそ、あらゆる空間表現が、現実も非現実も、想像も幻想も妄想も含めて可能になるという不思議です。
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- 2004年2月25日 日本経済新聞 より
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熱視の末の写実に深み
見る者の視線を誘い、吸い込むような深度が画面にあるように思う。写実に徹した果ての新境地であろうか。
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- 2000年2月2日 日本経済新聞 より
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平面に「刻む」イメージ
強靭な独自のマチエール(絵肌)に、精妙な写実の詩を刻む画家、早川俊二が二十二点の作品を携えパリから一年ぶりに戻ってきた。
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- 1999年2月5日 日本経済新聞 より
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徹底した凝視、生をも描写
見ることの不思議、そして、そういう絵を作る画人の不思議をしみじみ思う仕事に出会った。
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- 1997年12月7日 読売新聞 「絵は風景」より
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壺がある。
空間の中に、と
とりあえず言ってみる。
どうも感じが出ない。これは「壺が描かれた絵」だろうか。
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- 1992年11月 月刊美術11月号 「小品に投影する自分の宇宙・早川俊二」より
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パリで制作一筋の早川俊二の存在が、日本でもとうとう見すごせなくなった。
あとは一気に世間の注目を浴びるだけだろう。
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備考
馬場邦子 | 美の普遍性を求めて The Japan Times日曜版文化欄1992年12月6日掲載 |
田中三蔵 | 絵肌が生む存在の不思議・高山辰夫展と早川俊二展 朝日新聞2004年3月10日掲載 |